弊社のパーソナルスタイリングのお客様には様々な職業の方がいらっしゃいますが、一番多いのは会社経営者や士業、個人事業などご自身でお仕事をされている方です。
お仕事柄、経営者ご本人がオシャレに気を遣っていないとダメだと実感され、通年で外見を抜本的にチェンジする「外見ブランディングコース」にご依頼いただくことが多いんです。
あなたは検索されています。
ネット社会のこのご時世です。何かモノを買ったりサービスを受けたりしようと思ったとき、まずネットで検索します。すると同じようなサービスを提供している会社がたくさん上がってきますよね。例えば、僕の職業である「パーソナルスタイリスト」と検索すると幾つもの同業他社が上がってきます。
その中からどこに依頼するかを選ぶわけですが、その際、どんな雰囲気の会社かを知るために必ずと言っていいほど「会社概要」や「スタッフ紹介」のページを閲覧します。サービスを受けるかどうか検討しているときに「どんな社長なんだろう?」「いい人ならいいな」などと気になって、ホームページのスタッフ紹介ページを閲覧・・。どなたでも一度は経験があるはずです。
そんなとき、例えばクリエイティブな職種なのにその企業のトップが地味・無難な服装だったり、はたまた法律職なのにどこか軽々とした服装だったりすると、閲覧する人はどこかちぐはぐな印象を覚えてしまいます。
「こうありたい」という企業イメージとその企業のトップのイメージが合致してはじめて、人は安心感を持つのです。
経営者の休日ファッション
また、最近では企業の雰囲気や空気感を伝えるために、ブログなどのSNSを通じて会社主催のイベントや社員旅行などのワンシーンを発信しているケースも少なくありません。
そこで発信する内容としては、社内の雰囲気や社長のプライベート、社員旅行など様々です。そこには当然写真が用いられますが、経営者のプロフィール写真はバッチリなのにプライベートの服装がモッサリとしていると、見ている側は「アレレ?」と思ってしまいます。
なので、意識が高い経営者の方はプライベートでもテキトーな格好はしません。シビアですがSNS全盛のこの時代ではそこまで意識しておいてもやりすぎではないと考えます。そのためか、この頃は経営者の方のスタイリングにおいて、スーツやジャケットスタイルだけではなく、旅行に行くときの服装やゴルフウェアなどのご依頼も増えています。
ビジネスのカジュアル化の影響も。
また、最近ではオフィスのカジュアル化が進み、従来のように「仕事ではスーツ着用が必須」という会社よりもある程度服装については自由な企業が増えています。
そのような中にあって、社長がダサかったり服装が垢抜けていなかったりすると、社員からの見られ方にも影響します。逆に会社の看板である社長自らがオシャレになるだけで一目置かれるようにもなるのです。
これは弊社のお客様(経営者)で実際にあった話ですが、オシャレになって出社すると社内全体の雰囲気が明るくなり、業績もグンと上がったのです。その社長さん曰く、「社員一人ひとりが自分に何でも聞いてくれるようになった」「社内の空気が変わった」そうです。それだけ経営者の見た目は大事だということを改めて実感しました。
企業のトップはその方ご本人がその企業の「看板」であり「顔」です。いつも見られている立場の方は外見をブラッシュアップしておいたほうが絶対に得だと断言します。ライバルはそのことに気づいて行動を起こしているかも知れません。あなたは大丈夫ですか?
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